寿命の違いは1万時間?ledネオンがネオン管の代替になる理由
近年、ガラスネオン管禁止の商業施設が増加したり、消防法や環境問題でガラスネオン管が規制対象となったり、ネオン管が割れることによる維持費の高騰を懸念されている看板屋さんやイベント会社さんから、ネオン管の代替となるledネオンサインについて、特に、ネオン管との寿命の違いや修理費やネオン管と比較した時の費用の違いについてお問合せいただきます。
今回は、ネオン管の規制対象についてと、代替のled化されたネオンサインとの違い、実際に製作した後のオリジナルネオン看板の加工例についてお伝えします。
ネオン管の規制対象とは
ネオン管(ledではないネオンサイン)といえば、消防法や電気事業法、電気工事士法、電気用品安全法、電気工事業の業務適正化に関する法律で規制対象となりますので規制について知らないとリスクがあります。以下でネオン管が規制対象となる消防法についてお伝えします。
※ledネオンサインは規制対象となりません。
消防法
消防法は火災予防の観点から定められているで従来のガラスネオン管の仕組みは電気工作物となりますので地方自治体の火災予防条例により規制されます。
例えば、ネオン管灯設備の位置、構造、管理の基準として、点灯装置の位置や変圧器の場所、ネオン管灯に近接する取り付け枠の材質、ネオン管の管理を熟練者に点検させ結果を記録して保存するようにしなければならないという規制があります。
設置工事では、従来のネオン管を使用したネオン看板ですと、消防機関への届け出が必要となり、ネオン工事には、電気工事士法で定められている電気工事士の資格を保有しているものが施工しなければいけないことで知られています。
要は、インテリアとしてや屋外に看板として活用する際に火災の危険があり規制対象となっているのが従来のガラスネオン管の問題点と言われています。そこで、近年注目を集めているのが、ガラス製ではない、ledネオンチューブです。以下では、そのledネオンサインがネオン管の代替えになるのか?について寿命や維持費などの違いをお伝えします。
ネオン管の代替品、ledネオンサインとの寿命や維持費、チューブの太さの違いとは?
ネオン管の火災による危険度や法律による規制、修理など維持費用がかかるなどの原因により、近年、ledネオンチューブ素材のネオン管led化が広がっています。
では、実際にネオン管の代替にledネオンサインがなるのか?そもそも寿命はや維持費、チューブの太さに違いはとーのくらいあるのか?以下で比較してみましたのでご確認ください。
この表のように、従来のガラス製ネオン管の代替えとして、ledネオンチューブが活用される理由は、5~6項目の明確なメリットがあるからだと思います。
初期費用
初期費用がガラスネオン管と比較すると唯一のデメリットになるかもしれません。
こればっかりは、毎月発生する消費ではなく、初回限定で素材にかかる必要最低限の投資だと判断いただきたいという思いはあります。
工事費用
工事費用はガラスネオン管と比較すると物凄いメリットになると思います。
その理由は、ガラスネオン管にかかる消防機関への届出や電気工事士に依頼する工事費用は、ledネオンサインには発生しませんので、代替えされた方からよく喜ばれます。
施工費用
施工費用はガラスネオン管と比較するとメリットになると思います。
その理由は、輸送時のガラス輸送コスト、輸送時のガラス破損が発生した時の納期遅延のリスク、自分たちでは施工できないため、施工業者への依頼コストが発生しますが、ledネオンサインは発生しませんので、設置場所もお客様の判断で自由に変えられるため、大変便利だと飲食店やイベント会社様から喜ばれます。
電気代
電気代はガラスネオン管と比較すると、もしかすると代替えする最大のメリットになるかもしれません。その理由は、消費電力が低く抑えられることにより1/4に抑えられるからだと思います。
寿命
寿命は、ガラスネオン管が30000時間、ledネオンサインは40000時間でその差は10000時間です。
1日12時間点灯したとして、2年以上ledネオンサインの寿命はガラスネオン管より長くなると言われています。
メンテナンス
メンテナンスは、ガラスネオン管は定期的に特殊工事業者に依頼するコストが発生しますが、ledネオンサインは特殊工事が発生しません。※弊社では、1年間の保証サポートもあります。
その他虫除けやチューブの太さの違い
その他では、ledネオンサインはガラスネオン管で頻繁に発生する光がつかないなどのトラブルが少なく、電圧が低いため虫も寄り付きにくいと言われています。
チューブの太さが自由に表現できない点は、デメリットになるかもしれません。
以上、ガラスネオン管の代替えにledネオンサインが選ばれる理由は理解できたけど、オリジナルledネオン看板の作り方がわからない方へは、オリジナルネオン看板の作り方の記事をオススメしています。
最後に、オリジナルネオンチューブの加工例を以下でお伝えいたします。
オリジナルネオン看板の加工例
ネオン看板に使うネオン文字は、photoshopやイラレ(イラストレーター)、加工アプリなど様々なデザインツールを使ってデザイン加工されてください。
後は、データをいただきましたら、専門スタッフとやりとりしていただき、デザインを固めて発注をお願いいたします。
流れは、以下のようになります。
1.イラストレーターかphotoshop、もしくは、写真データを弊社へ送信ください。
2.弊社からお見積もりを提出させていただきます。
3.ご発注・お支払いをしていただきましたら、納期(大体45日を目安とされてください)をお伝えさせていただきます。
4.製造をして完成しましたらご発送させていただきます。
加工例は以下となります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ネオン管の規制対象についてと、代替のled化されたネオンサインとの違い、実際に製作した後のオリジナルネオン看板の加工例についてお伝えいたしました。
もし、お見積もりを依頼されたい場合、お気軽にお問い合わせください。
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