LEDテープライトのサイズや明るさなど調光と、購入後の使い方とは?
LEDテープライトのサイズや明るさなど調光と、購入後の使い方とは?
今回はLEDテープライトについてご紹介します。
LEDテープライトと言えば、バーやナイトクラブ等の飲食店、パチンコ店やゲームセンター等のアミューズメント施設、その他、ドン・キホーテ等の量販店等のショーケース、間接照明等、その他にもまだまだ使える範囲はかなり広いです。
今回はそんなテープライトのサイズや電力等のスペック、おススメカラーから防水性能や取り付け方についてまでご紹介していきます。
LEDテープライトとは?
LEDテープライトの構造は平たいテープ状に加工された基盤の表面部分にLEDチップが等間隔に配置された商品です。
テープ状で、歪曲性に優れており厚さも薄い為、ショーケース内や壁面に掛けるサインの裏側、カウンターの間接照明など設置スペース的に電球では設置しにくい場所でも簡単に設置出来ます。
仕様としては、発光パターンや色味等をコントローラで制御出来るRGBタイプ(フルカラー16色)のものと単色で常時点灯タイプの2種類が有ります。
設置環境や用途に応じてお好みのタイプを選定して使用すると良いでしょう。
テープライトのサイズ
続いてテープライトのサイズと用途について解説していきます。
サイズについては種類によって違いがあり基本的な長さは5mのものが一般的ですが、5㎝ごとにカットポイントがありますのでカットポイントに合わせてカットをして使えば5m以内の場所でも使用したい長さに調整して使う事が出来ます。
カットした部分どうしを連結させる場合は専用のアタッチメントを使用すると便利です。
テープライトの明るさなど調光の種類
発光の明るさや消費電力等は採用されているLEDチップの種類によって異なります。
明るさを重要視される場合は、“5050”というLEDチップを使ったタイプがおススメです。
“5050”の特質はLEDチップのサイズがその他のチップと比べて大きくその分明るさが向上します。
同じ“5050”のLEDチップを採用している商品でも配列されているLEDチップの間隔が狭ければ狭い程、光量は増します。
但し、電源アダプタの容量には限りがありますので、LEDチップの数量と間隔によってはテープライトの長さが短くなる場合もありますのでご注意下さい。
サンケイディライトの取り扱い商品は明るさに強い“5050”のLEDチップを採用しています。
また、明るさを制御したいという場合には調光コントローラ付きの商品を取り扱っている販売業者もありますのでそちらを選ぶと良いでしょう。
テープライトの寿命
一旦取り付けたテープライトがいったいどれ位、寿命がもつのかが気になる方も多い様です。
一般的にLEDの寿命は40,000時間になります。
1日に10時間点灯し続けたとしても10年間はもつ計算になります。
ただ、LED自体が長寿命でも商品の材質や構造、設置環境や使い方によっても消耗の度合いが違ってきます。
LEDを長持ちさせるポイントは以下の通りとなります。
・品質を重要視する。
使用しているLED球の品質にもグレードがあります。
LED球の品質によって寿命が変わる場合もありますので購入段階でよく確認をしておくと良いでしょう。
品質を見極める一つの基準は金額や保証期間です。
市場価格と比べて極端に安すぎる商品は注意が必要です。
また、保証期間が無い、又は短すぎるといった場合にも注意した方が良いです。
・密閉空間での使用は注意
LEDは熱に弱いという特質がありますので、お風呂場等熱がこもりやすい密閉空間で使用する場合は注意が必要です。
・連続点灯を避ける
LEDは熱に弱く熱がこもると長持ちしにくい為、長時間連続で点灯するのは避けた方が良いです。
例えば、店内の間接照明等で使用する際には営業時間のみ点灯する等してメリハリをつけて使用した方が良いでしょう。
・高温多湿な場所での設置は避ける
LEDは湿度にも弱い為、湿度の高い場所での使用は避けた方が良いです。
キッチン等の場所で使用しても問題はありませんが、換気扇等を回す等の配慮をして使用した方が良いです。
テープライトの消費電力
テープライトを多めに設置する場合には電力オーバーにならない様に消費電力に配慮しなければなりません。
テープライトの消費電力は球数等によって異なります。輝度が高いのが特徴のSMD“5050”の場合、300球で66Wになります。
また、消費電力と発熱が抑えられるSMD“3528”という商品もあります。SMD“5050”程輝度は高くありませんが、この商品であれば消費電力はSMD“5050”の3分の1位に抑える事が出来ますので省電力です。
テープライト以外に使用する電力量との兼ね合いもあるかと思いますので設置環境や用途に応じて使用するテープライトの種類を選んだ方が良いでしょう。
間接照明など用途に合わせた使い方とは?
テープライトの利点は形状が薄くて折り曲げが自由ですので狭い空間でも無理なく設置が出来るところです。
また、テープ状の基盤の裏側には粘着テープが付いていますので壁やテーブルの裏側等にも貼り付けるだけですので施工性は抜群です。
この様な特質からテープライトは、バーカウンターや看板、階段等の間接照明から展示品用のショーケース内の照明としてまで幅広く使用する事が出来ます。
用途に合わせたより詳細の使い方に関しては、部屋や寝室を演出する間接照明におすすめなledテープとは?ページをご確認ください。
LEDテープライトのオススメの色味
テープライトの色味はたくさん有りますので販売会社さんによっては多くの色を取り扱っています。
サンケイディライトで販売しているテープライトの色味は、以下の3つです。
・ホワイト
・ブルー
・ゴールド
・RGB
この中で一番のおススメ商品はRGBタイプです。
おススメの理由はリモコンで好みの色に制御出来るからです。
単色の商品は決まった色でしか光りませんが、RGBタイプはお客様にとって好みの色に合わせて設定する事が出来ますので1台で複数の色味をお楽しみ頂けます。
ただ、RGBタイプはリモコン機能がついている分、費用的には単色タイプより高めです。
単色タイプとRGBタイプのどちらを選ぶかは予算や使用用途に応じて決めた方が良いでしょう。
テープライトの色に合わせた使用例の詳細について気になる方は、店舗照明LEDテープライトの色や品質と使用例や業務用についてのページをご確認ください。
業務用の卸について どのくらいの量を注文すると割安か?など
「商品を1度に多く購入したら一つあたりの商品の単価を安くして買えるの?」
という質問を頂く事があります。
結論を言いますと「まとめ買い」をすれば単価をお安くして納品する事が出来ます。
割引き率については商品の種類によって異なりますが、購入数量が多ければそれだけ単価を落とす事が出来ます。
例えば、弊社のテープライトの場合で言いますと50本以上で定価の5%引き、100本以上で定価の10%引き位で販売させて頂いております。
これはあくまで目安ですのでまとめ買いをご検討の場合にはお気軽にお問い合わせ下さいませ。
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ご購入後の取り付け方
テープライトを購入してからどの様に取り付けたら良いかという質問を頂く事があります。
テープライトにはLEDが発光する反対側に両面テープが付いています。
基本的にはこの両面テープで設置したい場所に貼り付けるだけです。
ただ、場合によっては木製のテーブルや壁など両面テープで張り付きにくい材質もありますのでそういった場合には固定クリップ等で補強する必要が有ります。
防水について
テープライトは屋内の間接照明として使用される場合が多い為、全ての仕様が防水仕様という訳ではなく防水対策がなされていない屋内仕様の商品もあります。
非防水仕様のメリットは放熱性です。
前述の通りテープライトは蓄熱に弱い為、放熱性が低いと長持ちしません。
特に木製部分等熱が逃げにくい場所に設置する場合は放熱性の高い非防水仕様を使用した方が良いです。
また、非防水の商品は仕様上表面が樹脂で覆われていない為、色が綺麗に発光されたりLED本来の明るさが発揮出来るというメリットも有ります。
この様に、防水・非防水はそれぞれメリットとデメリットがありますので設置場所や使用用途によって使い分けると良いでしょう。
サンケイディライトのテープライトは防水仕様ですので屋外でも安心してご使用頂けます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はテープライトの仕様や使い方についてまとめてみました。
・LEDテープライトとは平たいテープ状の基盤にLED球を配列させた照明器具でテープ状の形状を活かしてショーケース内の照明や間接照明としての使用に向いています。
・テープライトのサイズは5mのサイズのものが一般的ですが、もっと長いものもあります。
5㎝ごとにカットして長さを調整する事が出来ます。
・テープライトの明るさは使用しているLEDチップの種類によって異なります。
明るさを重要視される場合はSMD“5050”シリーズが最適です。
・テープライトの寿命は設置環境や使い方によって違いますが、LEDの平均的な寿命は40,000時間ですので使い方や設置環境に一定の配慮をすれば1日平均10時間前後使用したとしても10年間は使用出来る計算になります。
・テープライトの消費電力はLED球の種類や数量によって異なります。
消費電力はやや高くなりますが、明るさを重要視される場合はSMD“5050”シリーズが最適です。
・テープライトの使い方として最も多い用途は間接照明です。
形状がテープ状ですので狭い場所でも無理なく貼りつけが出来ますので間接照明としては最適です。
・テープライトのオススメの色味は16色に色が変更出来るRGBタイプです。
・商品の単価は購入数量によって安くなる様に設定している場合が多いです。また、販売店によっては予約注文という形で製造の段階である程度の数量を注文すればもっと価格が抑えられる場合がありますので、販売店に交渉してみると良いでしょう。
・テープライトの取り付け方は基盤の裏面に両面テープが貼り付けてありますので簡単に設置が出来ます。ただ、設置箇所の材質によっては両面テープが張り付きにくい場合がありますので、固定クリップ等を使用して補強した方が良いでしょう。
・テープライトは防水仕様のものと非防水仕様のものがあります。
それぞれ防水性と放熱性という利点がありますので用途に応じて選別すると良いでしょう。
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